更新情報
| 項目名 | 値 |
|---|---|
| リリース日 | 2025/03/01 |
| 対応PHPバージョン | 8.1 |
| 対応WordPressバージョン | 6.6.x 〜 6.7.x |
| 対応Stripeのバージョン | 2025-02-24.acacia |
| 対応SWELLバージョン | 2.13.0 |
| 対応Genesis Frameworkバージョン | 3.5.0 |
3DS認証への対応
本バージョンより、カード決済時の本人確認を強固にするための3Dセキュア認証(EMV 3-D セキュア)に対応いたしました。
国内の主要サービスからもメール等で案内が届いておりますので、世間一般でも少しずつ認知されつつあります。導入義務の完了時期が2025年3月末となりますので、これからさらに各社から案内が届くものと思いますが、どうしても顧客からの問い合わせは発生すると思われます。
本人確認認証の実施判定について
3DS認証では、カード決済時に追加の本人確認認証が行われますが、3DS 1.0の時とは異なり、2.0(EMV 3-D セキュア)では認証が実施されない場合もあります。このあたりの実施の判断基準は各カード会社やStripeのAIによる判定などがあるため、はっきりと分かることは今後もありません。
導入後の顧客からの問い合わせへの対応について
3DS認証においては、カード会社によってログインアカウント等が必要となります。利用者が最も多いと思われるVisaカードの場合、Vpassへのメールアドレスの登録が必要になります。主要各社の関連ページへのリンクは以下になります。
Visaカード
EMV 3-Dセキュアとは
https://www.smbc-card.com/mem/service/sec/secure01.jsp
Master カード
Mastercard ID Check
https://www.mastercard.co.jp/ja-jp/personal/features-benefits/id-check/issuers.html
JCBカード
JCB J/Secure
https://www.jcb.co.jp/security/jsecure/index.html
アメリカン・エクスプレスカード
American Express SafeKey
https://www.americanexpress.com/jp/security/safekey.html
上記のリンク先を見ると分かる通り、3DS認証への対応方法は各社異なるため、「3DS認証で決済できない」「カードで決済できない」などの問い合わせがあった場合は、カードの銘柄を聞くなどして対応をお願い致します。
また、既にご経験済みの方もいらっしゃると思いますが、Luxlinerでは申し込みページで顧客によるカード決済の失敗を検知すると管理者に通知します。入力されたカードの詳細を知ることはできませんが、3DS認証で失敗したと思われる場合は、そのエラーメッセージも添えて送信されます。顧客対応への参考情報としてご利用ください。
月額払いの3DS認証について
Stripe社に確認をしたところ、月額払いの商品については、申し込み時のカード決済において3DS認証をすれば、その後の月額費用の決済時に再度3DS認証を求められることはないという説明を得ています。また、既に月額払いをしている顧客の場合も、3DS認証導入後に月額費用決済時に3DS認証が必要になることはないという説明でした。
上記の説明を信じれば、月額決済において3DS認証が発生することはないと受け取れます。しかし、Luxlinerでは念の為、月額決済において3DS認証が必要になった場合にも対応できるようにシステムを更新致しました。
月額払いで3DS認証が必要になった場合の処理
ここでは、月額決済において3DS認証が必要になった場合の処理の流れを説明致しますが、Stripe社の説明によれば、発生する可能性は低いと思われます。(どの程度発生するものなのか、Luxlinerとしてはもちろんですが、日本国内全体としても未知数と言えます)
1. StripeからLuxlinerへの通知
月額決済において3DS認証が必要と判定された場合、月額決済は失敗となり、このことがLuxlinerに通知されます。Luxliner側では、この通知がこれまでの一般的な決済失敗(有効期限切れや残高不足など)ではなく、追加の3DS認証が必要であることが分かるようになっています。
2. 契約の停止と通知
上記の3DS認証による決済失敗が確認されると、Luxlinerは以下を実施します。
- 月額契約の停止(コンテンツの閲覧停止などの動作は、通常のカード決済失敗の場合と同様です)
- 顧客へのメールによる通知
- 管理者への通知(メール、Chartworkなど)
顧客へのメール通知には、3DS認証を実施するためのリンクが含まれます(下のサンプル画像)。このリンクは、Stripeによって発行されたリンクで、アクセスすると、Stripeで用意されている画面が表示されます。

Luxlinerでは、3DS認証による決済失敗が発生してから、3日後、8日後、15日後に顧客に対してリマインドメールを送信するようになっています。認証が通ればリマインドは止まりますが、15日後以降はリマインドメールも送信されなくなりますのでご注意下さい。
また、管理者に向けても発生から7日後、14日後、21日後(つまり1週間毎)に3回リマインドを通知します。
3. 顧客による3DS認証実施
顧客がメール内のリンクをクリックすると、Stripeで用意された以下の画面で顧客は3DS認証を実施します。

この画面で3DS認証に失敗すると、有効期限が切れた場合の決済失敗と同じ状態になり、さらに通知メールなどが送信される可能性があります。
上の画面で3DS認証に失敗した場合、有効期限が切れた場合などと同じ状態になり、通常の決済失敗と同じ扱いとなるため、次回の決済試行日などを記載したメールが送信されます。
この状態から決済をするには以下の2通りがあります。
- 上の画面で新規の支払い方法を登録し、3DS認証に成功する。
- 顧客の登録内容変更画面にて、カード情報を更新して3DS認証に成功する。
いずれの場合も、3DS認証に成功して決済されると、上記のリンク先の画面では支払済みの請求書として表示されます。
3DS認証に成功すると、以下のように支払済みの請求書として表示されます。

4. 決済成功と契約停止の解除
3DS認証が成功すると決済が実施され、すぐにStripeからLuxlinerに通知されます。Luxlinerが通知を受け取ると以下を実施し、契約は通常状態に移行します。
- 契約停止の解除(閲覧権限の復帰など)
- 顧客へのメールによる通知
- 管理者への通知(メール、Chartworkなど)
5. 強制解約
顧客が3DS認証に応じないなど、どうしても決済ができない事情となった場合は、管理者による解約処理を実施して下さい。詳しくは解約処理をご覧ください。
廃止された機能
月額タイプの契約オプションの廃止
3DS認証対応をするためのカード決済の実装方法の変更に伴い、月額タイプの契約オプションは廃止されました。ただし、単発の契約オプションについては引き続き利用可能です。
代替方法
コンテンツを伴わない月額のサービスを販売したい場合は、新しく月額契約の商品を作成し、その申し込みページを作成して下さい。作成手順は以下のようになります。
- 月額読み放題の商品を作成する。
- コンテンツを1つだけ作成し、サービスの概要や、解約方法などを記載する。(コンテンツの内容・数は任意ですが、最低1つのコンテンツがあれば商品として成立します)
- 新しく作成した商品を含むパッケージを作成し、その申し込みページを作成する。
月額の視聴期間解除については単発の契約オプションを利用するか、月額スクール方式の説明をご覧いただきまして、どのような商品設計にするかご検討頂ければと思います。(視聴期間解除は月額スクール方式の商品のみに関係するオプションです)
既存の申し込みページについて
月額の契約オプションが設定された既存の申し込みページはそのままお使い頂けますが、申し込みページの編集画面を開いた際には、その契約オプションは表示されません。
また、既存の申し込みページに月額の契約オプションが設定されていたとしても、実際の申し込みページでは表示されません。
本リリース以降、月額の契約オプションは作成できないようになり、すでに作成済みのものは利用不可能なものとして名前がグレーアウト表示されるようになっております。操作も削除のみに制限されております。
Googleアナリティクス機能の廃止
Luxlinerの基本設定画面では以前よりGoogleアナリティクス機能について他のプラグイン等を利用するよう記載しておりましたが、本リリースをもって正式に廃止となりました。
基本設定画面からGoogleアナリティクス関連の設定項目はなくなっております。ただし、Googleカレンダーの設定は引き続き利用可能です。
カード銘柄のアイコンの表示設定の廃止
Luxlinerの決済・申込み設定画面には、JCB、Diners Club、Discoverのカードのアイコンを表示するための設定として、「JCB系カードを有効化する」という設定がありましたが、廃止されました。
3DS認証対応による実装方法の変更により、これらのカード銘柄のアイコンは、Stripeアカウントの設定に基づき自動的に表示されます。例えば、StripeアカウントでJCBが有効になっていればJCBのアイコンも表示されます。
これについては、Stripeダッシュボードの決済手段設定を必ず確認をするようにして下さい。
その他の細かい変更内容
機能追加・改善・変更
- 3DS認証(EMV 3-Dセキュア認証)に対応しました。
- Stripeの対応APIバージョンを「2025-02-24.acacia」に変更しました。
- 契約管理画面にサブスクリプション(月額課金)関連のタブを5つ追加し、現在有効な月額契約を一覧で確認できるようになりました。
- 顧客の詳細検索ボックスの検索対象に「仮登録」を追加し、仮登録状態の顧客の一覧を取得できるようにしました。
- ダウンロードボタンブロックおよび音声プレイヤーブロックの検索窓が複数キーワード検索に対応しました。(旧来のダウンロードボタンダイアログおよび音声プレイヤーダイアログについても同様に対応されました)
- 顧客一覧画面にStripe Customer ID列を追加しました。
- データ管理設定画面に、Stripeとの顧客データの同期処理を実施するボタンを追加しました。
- 月額契約を削除した際に必ず管理者にエラーメールが送信されておりましたが、このメールは送信されなくなりました。(今後、同様のエラーメールが送信された場合はデータ不整合などのクリティカルな状況になっている可能性が高いとお考え下さい)
- 決済・申込み設定画面に、Stripeのwebhook設定を更新するボタンを追加しました。(新規作成にも利用できます)
- 月額タイプの契約オプションを廃止しました。(契約オプション管理画面でのグレーアウト、申し込みページの編集画面での非表示、申し込みページの表示対象からの除外)
- 基本設定画面のGoogleアナリティクスに関する設定を廃止し、削除しました。
- 決済・申込み設定画面の「JCB系カードを有効化」設定を廃止し、削除しました。
修正
- SWELLテーマを適用している環境下におけるパンくずリストの表示に関する複数の問題を修正しました。
- 申込みページの編集画面でブロックエディタが有効になっている場合に、入力内容のバリデーションが正しく動作しない問題を修正しました。
- ファイル管理画面のファイル一覧のソートが正しく動作しない問題を修正しました。
- MacOSからファイル管理画面のファイルダイアログでファイルをアップロードすると、ファイル名に濁点や半濁点がある場合、連結2文字になる問題を修正しました。
- ファイル管理画面でアップロードしたファイルを、Safariでファイルをダウンロードするとエラーになってしまうことがある現象を抑制する処置を行いました。(現状完全な回避策がないため、意図的な処理の遅延により対処)
- 顧客の詳細検索で、数値型のカスタム顧客データの検索条件が反映されない問題を修正しました。
- 顧客が連続して複数の商品の申込みを行った場合に、まれにワンタイムオファーが表示されないことがある問題を修正しました。
- WordPress6.7において、デバッグモードがオンの場合に警告ログが出力される問題を修正しました。
